5/29 環境腹話術@大宮保育園
きょうとグリーンファンドにお誘いいただき、大宮保育園において環境腹話術を拝見しました。
私にとって「環境腹話術」は耳慣れない言葉です。私はどのような催しか想像がつかないまま保育園に伺いました。しかし、実際に環境腹話術を拝見し、非常に興味深い取り組みだと感じました。
とくに、環境腹話術は保育園児の発達段階や生活環境に合わせて作られていることに感銘を受けました。ストーリーやキャラクターは、園児(それから大人も!)の興味を惹き続けるように周到に設定されていました。おサルさんや同じ年ごろの男の子、ぐりわんとぐりにゃんといった親しみやすいキャラクターが入れ替わり立ち替わり登場し、まるで演劇のような舞台でした。

内容についても、「歯を磨いている間にお水を出しっぱなしにしない」などの、園児の生活環境に合わせたメッセージが散りばめられていました。全体として、環境腹話術というコミュニケーションが、保育園児の興味や生活に深く適合する形で構成されていることを理解しました。

こうした環境腹話術の技術は、気候変動について大人に発信するときにも参考になるのではないかと思います。昨今、気候変動については正しい情報を発信することに主眼が置かれる傾向があるように感じます。情報の正しさに加え、受け手となる人びとがどのような興味を持ち、どのような生活環境を送っているのかという視点からコミュニケーションを考えてみると、より効果的で面白いコミュニケーションの姿が浮かび上がってくるのではないか。環境腹話術の経験から、そのようなことを考えました。
大阪大学大学院 梅沢
私にとって「環境腹話術」は耳慣れない言葉です。私はどのような催しか想像がつかないまま保育園に伺いました。しかし、実際に環境腹話術を拝見し、非常に興味深い取り組みだと感じました。
とくに、環境腹話術は保育園児の発達段階や生活環境に合わせて作られていることに感銘を受けました。ストーリーやキャラクターは、園児(それから大人も!)の興味を惹き続けるように周到に設定されていました。おサルさんや同じ年ごろの男の子、ぐりわんとぐりにゃんといった親しみやすいキャラクターが入れ替わり立ち替わり登場し、まるで演劇のような舞台でした。




大阪大学大学院 梅沢
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