きょうとグリーンファンド

環境学習

おひさま発電所は地域のエコロジー施設~きょうとグリーンファンドが提供する環境学習プログラム

きょうとグリーンファンドでは、おひさま発電所が設置された後も、設置場所が地域の「エコ施設」になるようにサポートを続けていきます。

おひさま発電所を設置した施設で行う学習会のプログラム

おひさま発電所設置後、きょうとグリーンファンドでは相談しながら施設が環境に配慮したものになるためのプログラムを企画・開催しています。

1.「おひさま発電所って何?」(90分程度)

対象:保育士、保護者、地域住民

おひさま発電所って何?

地球温暖化がなぜおきているか、から始まり、自然エネルギーを利用することの意味、おひさま発電所の意義をわかりやすく理解できる内容になっています。他のテーマへ発展するための基本となるプログラムです。講義だけではなく、フォトランゲージといったワークショップで温暖化や自然エネルギーについて楽しみながら学ぶこともできます。

2.「おひさま発電所―おひさまの力で電気ができる」(20分程度)

対象:幼児~小学校低学年

おひさま発電所―おひさまの力で電気ができる おひさま発電所―おひさまの力で電気ができる

腹話術を使って温暖化やおひさま発電所について子どもがわかりやすく理解できる内容になっています。温暖化がなぜおきているのか、おひさまの力で電気ができることなどの内容を人形との掛け合いで楽しく伝えます。子どもたちには大人気のプログラムです。

3.「おひさま電気って何?」(90分~120分程度)

対象:小学生~大人

おひさま電気って何?

身の回りの電化製品リストアップや、ソーラー発電を体験しながら、エネルギーと温暖化の関係や自然エネルギーについて学ぶ内容になっています。小学生が対象ですが、ワークショップなので大人も楽しみながら学ぶことができます。

4.「エネルギー問題って何?」(90分程度)

対象:小学生~大人

エネルギー問題って何?

身の回りの電化製品リストアップや、ソーラー発電を体験しながら、エネルギーと温暖化の関係や自然エネルギーについて学ぶ内容になっています。小学生が対象ですが、ワークショップなので大人も楽しみながら学ぶことができます。

5.「雨も自然エネルギー―雨水タンク設置と雨水利用」(90分程度)

対象:保育士、保護者、地域住民

雨も自然エネルギー―雨水タンク設置と雨水利用

小学生のプログラムを大人向けにしたものです。日常生活で水を使用するのにどのくらいエネルギーが使われているのか理解してもらう内容になっています。ワークショップでは、雨水を利用することはどのような効果があるのか、どのように雨水を利用することができるのかというところまで理解できるものになっています。
また、本プログラムで学んだことを活かして、園児が雨水について理解できるように保育士が劇を作った保育園もあります。

6.「みんなでグリーンコンシューマーになろう」(90分程度)

対象:保育士、保護者、地域住民

みんなでグリーンコンシューマーになろう

エネルギーを無駄に使わない、環境にやさしい生活をおくるにはどうしたらいいかということを、買い物という視点から考える内容になっています。どのような商品を選べば、無理なく環境にやさしい、エネルギー消費を減らせる生活ができるかを実感できるプログラムです。

7.「みんなで教材をつくろう」(90分程度)

対象:保育士

みんなで教材をつくろう みんなで教材をつくろう

園児に環境問題やエネルギー問題を伝えるために、園が自分たちで教材をつくるためのワークショップです。それぞれのグループごとにアイデアを出し合って、自分たちで教材の内容をつくっていきます。プログラムをおこなった保育園では、「紙芝居」「すごろく」「ペープサートの劇」など力作・傑作がうまれ、園児の環境への関心が高まっています。

新しい自然エネルギー設備を設置するサポート

新しい自然エネルギー設備を設置するサポート

きょうとグリーンファンドでは、おひさま発電所を設置した施設が雨水タンクや太陽熱温水器などを設置する際、積極的にサポートします。設置をサポートするだけではなく、学習会も同時に開催して、新しい自然エネルギー設備を設置する意義を関係者が理解できるようになっています。

園行事をエコロジカルにするサポート

園行事をエコロジカルにするサポート 園行事をエコロジカルにするサポート 園行事をエコロジカルにするサポート 園行事をエコロジカルにするサポート

きょうとグリーンファンドでは、おひさま発電所を設置した施設自体がエコロジーになるために、夏祭りなど園の行事をエコロジカルなものになるようなサポートも行っています。おひさま発電所の設置が決まった保育園では、夏祭りでリサイクルやリユースなどのエコロジカルな取り組みを展開するところがでてきています。

それぞれのおひさま発電所の取り組みを紹介

きょうとグリーンファンドでは、おひさま発電所となった施設の取り組みを積極的に市民や温暖化防止を進める関係者に紹介しています。

1.おひさまだよりの発行

おひさまだより

きょうとグリーンファンドはおひさま発電所を設置した後の取り組みを紹介する「おひさまだより」を発行しています。各設置場所の取り組みを紹介することで、それぞれのおひさま発電所の間で交流がうまれればと思っています。

2.おひさま発電所の見学

おひさま発電所の見学 おひさま発電所の見学

おひさま発電所設置に関心のある施設関係者や、地球温暖化防止活動推進センターなど温暖化防止を進める関係者を対象に、既設のおひさま発電所を見学し、設置場所の取り組みを紹介します。また、きょうとグリーンファンドの紹介、おひさま発電所設置の概要説明・質疑応答もあわせて行っています。

(番外編)おひさま発電所設置後の意識の変化

おひさま発電所を設置することが決まった保育園や幼稚園では、発電所設置をきっかけに施設関係者の意識や行動に変化があらわれています。

1.節電

保育室などの電気を南・中・北側と日照に応じて、こまめに点灯を調整。さらにエコタップの使用や使用しないコンセントは抜いて一日の保育を終了する。保育後の作業はできるだけ一部屋に集まって行うことにより、節電だけでなく職員間のコミュニケーションも自然に深まったように思います。(グリファンレターNo.7 園長先生の報告より)

2.通勤・移動

何人かの職員が車通勤をやめ、自転車に切り替えたり、公共交通機関を利用する姿も見られるようになりました。(グリファンレターNo.7 園長先生の報告より)

3.物品購入

お茶・コーヒー・紅茶などは缶・ペットボトルの購入は控え、出来るだけ職員同士で入れることにより、お互いの会話も弾むように思えます。生活用品・事務用品の購入に際しても、品質表示を確認し、エコ商品を選ぶようお互いに啓蒙しあうようになりました。(グリファンレターNo.7 園長先生の報告より)

4.普段見ているテレビ番組が変わった

おひさま発電所の設置を通じて、園児や保護者が環境問題に関心を持つようになった。その結果、家で見るテレビ番組の中にこれまで見なかったような、自然や環境に関するものが含まれるようになった。