きょうとグリーンファンド

おひさま発電所21号機

おひさま発電所21号機
設置場所 京都市伏見区
障がい者地域共生拠点「イマジン」
設置日 2016年12月14日
発電能力 7.92kW(設置パネル48枚)CIS薄膜系
予想発電量 約8,376kWh/年
累積発電量
(2018年12月現在)
21,724kWh
総事業費 約384万円
寄附額 102件 1,617,000円
助成 パブリックリソース財団:41,650円

設置施設紹介

障がい者地域共生拠点「イマジン」

社会福祉法人世光福祉会 障がい者地域共生拠点「イマジン」所長
中西 昌哉

世光福祉会は重い障がいがある方たちが通うデイサービスと暮らすグループホーム等を「ベテスダの家」として運営してまいりました。

ベテスダの家のメンバーは個性の光る方たちの集まりです。重度の知的障がい・自閉症という生きにくさがありながらも、支援する側を引きつける存在です。私どもは1983年開設以来、移転を繰り返す運営の苦しい無認可共同作業所でしたが、多くの方からの御協力をいただいて、1999年伏見区向島に活動施設を建設し、現在ではケアホームも6軒を数えるようになりました。親が年老いても将来を安心して暮らせるように、「個別支援」と「家族支援」を大切にしております。

この度、社会福祉法人世光福祉会として2拠点目となる障がい者地域共生拠点「イマジン」が竣工しました。一層の出合いとつながりを広げていきたいと思っています。コンセプトは「サロンとスロープ付きお風呂のある施設」です。

設置までの経緯

障がい者地域共生拠点「イマジン」障がい者地域共生拠点「イマジン」障がい者地域共生拠点「イマジン」

世光福祉会では、2拠点目となる障がい者地域共生拠点「イマジン」を伏見区桃山の国道24号線に面するという、この場所で新築するにあたり大切に考えたことは、どんなことが出来るだろうか、またすべきだろうかという問いでした。その中で障害がある方と、さまざまな方が思いを共有しつつ、人々とのつながりが広がっていってほしいという願いとなって、計画はすすめられました。

その様なときに「きょうとグリーンファンド」の活動を知り、共同プロジェクトのご提案内容には「これだ!」と確信を得ました。その後、募金のお願いには、多方面から御賛同いただき太陽光パネルを設置することが出来ました。

障がいのある人もそうでない人も、互いに大切にされ支え合う交流の場として、自然の恵みである〝おひさま〟からパワーをいただいて笑顔が輝く拠点にしていければと願っております。

おひさま発電所を設置して

障がい者地域共生拠点「イマジン」

きょうとグリーンファンド様と共同プロジェクトとしてお願いをして参りました「世光福祉会おひさま発電所」も設置が完了いたしました。この度は、本当に多くのみなさまにお力添えをいただき、すすめることができました。ここに重ねてお礼を申し上げます。

 「おひさま発電」は、今冬の積雪時にも早々に雪解けして、エネルギーを生み出してくれました。一番寒さ厳しいときににも、暖かさの源になってくれていることに励まされ、発電以上の力をいただいた思いです。

これからも新施設「イマジン」が地域の方々の交流の場になっていくことを目指して参ります。どうか皆様も〝おひさま〟のように引き続きあたたかく私どもを見守っていただけましたら幸いです。

おひさま発電所21号機完成報告パンフレット

おひさま発電所21号機完成報告パンフレット

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