おひさま発電所27号機



設置場所 | 京都市南区 吉祥院こども園 |
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設置日 | 2024年11月8日 |
発電システム | 15.48kW |
蓄電システム | 9.8kW |
予想発電量 | 約16,000kWh/年 |
総事業費 | 約570万円 |
寄付額 | 113件 889,000円 |
助成 | 141,950円(公益財団法人パブリックリソース財団) |
設置施設紹介
吉祥院こども園は、昭和10(1935)年10月に開設されました。以来、吉祥院地域の保育園として平成28(2016)年に80周年を迎え、同29(2017)年3月には国や京都市、多くの方からの支援を受け、園舎全面建替を行いました。卒園児も4,700人を超え各方面で活躍されておられ、親・子・孫三代に渡って入園いただいています。
また、園は四季の花と緑豊かな吉祥院天満宮の一角に位置し、お散歩範囲内にも八カ所の児童公園があり、自然や生き物に触れたり、観察できる恵まれた環境のもと、天候のよい日には子ども達が各公園に出かけて、保育方針「あそんで育て 心も体も元気な子」の実践に努めています。
設置までの経緯
地球温暖化から自然環境の悪化が進み、人類存亡の危機に値する課題となっています。吉祥院こども園では、子ども達の未来のために、温暖化の原因である二酸化炭素排出抑制の取組として、地球にやさしい太陽光発電「おひさま発電所」、「お屋根の発電所」と夜間や災害時の電源としての蓄電池を設置することとしました。
また、最初は、園の屋根の上に太陽光パネルを乗せるだけと考えていましたが、「NPO法人きょうとグリーンファンド」さんによる太陽光再生可能エネルギーのお話を聞き、脱二酸化炭素・温暖化防止・省エネ・節電分を寄付することにより、持続可能な自然エネルギーの普及に貢献できるということから、このプロジェクトに参加することになりました。
おひさま発電所を設置して
近年環境悪化による温暖化により、外であそぶことが危惧されるようになりました。子ども達が、これからも安心、安全にあそべる自然環境であることを願い、地球にやさしい「おひさま発電所」、「お屋根の発電所」と、地域貢献として災害時にも役立つ蓄電池を皆様のご支援、ご協力を得て設置しました。これを機会に、“おひさま”の発する光と熱は、生きもの全ての育ての親であることを学び、それに関わる自然環境も大切にすることを子ども達と共に育みたいと思っています。
玄関の棚の上に設置した、太陽光パネルの発電量がわかる表示モニターを子ども達も職員も毎日楽しみに見ています。表示モニターはこどもたちにもわかりやすいように、可愛いペンギンが表示され、画面が暗くなっている時は「ぺんぎんさん、いないね~」と職員や保護者と子ども達の可愛い会話も聞こえてきます。
これからも、持続可能な未来のために、我々一人一人が取り組める活動をしましょう。今後ともご支援、ご協力をどうぞよろしくお願い致します。
完成報告パンフレットのごあいさつより
(社会福祉法人ののはな会 吉祥院こども園 理事長 井上 直樹)

おひさま発電所27号機完成報告パンフレット
